ものごころがついた幼少期から少年時代までの水戸の中心市街地にはにぎわいのある商店街や映画館、図書館があり、地域でも小さなお祭りや行事が頻繁に行われていました。
私は、五軒幼稚園、三の丸小から五軒小、水戸二中と、母校の先生方や地域の方々からいろいろなことを教えて頂き、学んできました。また、周りには友だちとの身近な遊び場であった千波湖や八幡宮、小沢の滝
などの豊かな自然環境があふれていました。
そして、気は短いけど情に厚い「水戸っぽ」の大切な友人たちとの出会いがあり、それらのすべてが今の自分の価値観や感性につながっていることを思うと、「水戸で育って良かった」と素直に思い感謝しています。
駅前を始めとした大型店は再開の目途も立たずに閉店状態、空き店舗とコインパーキングだらけで瀕死の重傷とも思える中心商店街。
下市商店街や近隣の中小店舗や事業所も店じまいや廃業状態。
子ども会や高齢者クラブの解散、町内会への未加入者の増加で維持困難なコミュニティーの実情など、ほんの一部を除けば元気都市とはほど遠く、私たちの水戸は今『ぼろぼろ』になりかけているのです。
「地方都市の衰退は全国的傾向、時代の趨勢であり、しょうがない。」
などと言う人もいますが、私はそうは思いません。
私は、平成7年に水戸JCの卒業と同時に初当選させて頂いて以来、『あなたの声に眞実一路!』つまり皆さんではなく一人ひとりと向き合い、「効率効果的な福祉の充実なくしては、都市の活性化はあり得ない」との持論のもと、岡田〜加藤市長と『福祉・教育・環境・行革』を始めとした山積する課題の解決に、党派を超えた改革派の同志と取り組み、一定の成果を上げて来ることができました。
しかしながら近年は政治姿勢や政策の違いから、開発系の議案等、市長提案にも反対せざるを得なかったことも事実で、民意や現実から次第に離れてきつつある市政に疑問を感じ『今こそ流れを変えねば!』と市長交代への使命を意識したのです。どうかあなたのお力をお貸し下さい。「水戸創生。」を信じ、ともに頑張りましょう。